「心」と「体」と「お金」を育てる幸せ探しの旅、ゆっくりいきましょ。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 1月の終わりにインフルエンザで苦しんでいたときに、
母が進めてくれた本で、今日ついに4巻読み終わりま
した。

 ファミレスで息子は公文、茶くれは読書をしていたわけ
ですが、ボロボロ涙を流しながらの読破です。

 清朝末期の中国、同郷の2人の若者が、文官、宦官の
TOPに駆け上がり、時代に翻弄されていくという内容です。

 学生時代、論語や史記、三国志や水滸伝、西遊記、
唐代以前のものは、思想から歴史書、小説までたくさんの
本を読みましたが、中国近代についてはほとんど接したこ
とが無いので、非常に新鮮でした。

 なんといっても白太太という占い師の予言どおりに架空の
主人公たちが成長する様子は一番の魅力であり爽快です。
 西太后や李鴻章、乾隆帝などの実在の人物も実に魅力的
に描かれています。

 今調べていてわかったのですが、著者の浅田次郎さん
はその前の作品で吉川英治文学新人賞を取っています。
 西太后さえ魅力的に描く様は正に吉川英治作品に
通じるものがあり、非常に納得しました。

 占いが嘘だとわかっていながら、運命を変え、昴をつかむ
主人公春児。
 占いは本当だが、占い通りにならなかった梁文秀。
 梁文秀が目指した、変法の夢が破れた史実の解釈を
最後に日本に亡命する船の中で梁文秀が主人公の妹
に当り散らして暴力を振るう中、気づくと言うことで描かれて
いるのですが、この2つは見事であり、涙なくしては読め
ません。

 宦官への理解も少し深まりました。
 おちんちんを切り落とす専門職が存在し、
売られてくる子供のちんちんを切り、宮仕えさせるために
借金をさせ、そのおちんちんを預かって一生利息を取って
たかるという商売なのです。

 おちんちんを切って、3日間苦しむ具体的な描写には
ちと目をふさぎたくなる部分もあります。  

 その他、日清戦争は日本と李鴻章の戦いの様な記述
があり、中国が一枚板で無い様子が表現されているの
ですが、日本も薩英戦争など、幕府とは別に攘夷活動を
行っていることを考えると、理解できます。 

 最近は実践書に偏っていて、長編小説を読んだのは
10年以上ぶりです。
 以外にノウハウ本や実践書などに勝るとも劣らない
人生への教訓がありました。

 興味があれば読んでみてください。お勧めです。


スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://fertilesoil.blog98.fc2.com/tb.php/280-8a59dee5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。